頭皮には雑菌やダニが存在する!
2019.01.04今回の記事は、真面目にまとめました。
頭皮ケアの大事さを伝えたく文章ばかりでつまらないかもしれませんが、どうぞ最後までご覧ください。
あなたの頭皮にも雑菌やダニが!!!
それらの一部は頭皮や毛穴に入り込み毛根部分の養分をエサとし異常繁殖
その結果、頭皮や髪の毛にも様々な悪影響を与えているのです
【皮膚常在菌】
皮膚には、マラセチュアや皮膚ブドウ球菌、アクネ桿菌 など約20~30種類の雑菌類の一種である、「皮膚常在菌」がいます。
頭皮の脂やフケなどをエサに増殖し、毛髪の生長サイクルを乱す働きをし、 それが異常脱毛による抜け毛や薄毛の原因の一つとなることもあります。
また、皮膚常在菌は1c㎡当たり数十万から数百万個も生息し、皮膚細胞の生命活動と密接に関わりながら一定のバランスを保っています。
しかも同じ皮膚でも頭皮には髪の毛がある関係で、密林のような状態なので、ほかの部位より沢山の皮膚常在菌が存在しています。
この皮膚常在菌は皮脂成分や古くなって剥がれ落ちた皮膚片・汗などを栄養として脂肪酸を造り、保湿成分の生産や紫外線皮膚透過の抑制、活性酸素を分解する物質の生産などを行っています。
頭皮をはじめ、皮膚の表面も腸と同じで皮膚常在菌が無数に存在しており、この善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れることでトラブルが起こります。
善玉菌は保湿成分の生産、紫外線によるシミ・ソバカスの抑制、活性酸素を分解する物質の生産などを行っています。
また雑菌、病原菌をはねのけ、アレルゲンやダニが皮膚から侵入しないようにしています。
善玉菌が減少し悪玉菌が増殖すると、皮膚の表面の角質細胞にダメージを与え、乾燥肌、敏感肌、アトピー性皮膚炎などの肌トラブルを引き起こす原因となってしまいます。
このような肌トラブルを起こさないためにも、善玉菌が十分に育成しやすい環境を造り、菌のバランスを整えることが大切になってくるのです。
【皮膚常在菌は髪にも重要】
この皮膚常在菌はもちろん頭皮にも顔の皮膚と同様に一定のバランスを保ちながら特に大量に生息しています。
皮膚常在菌が分泌するリパーゼ(酵素)によって作られる脂肪酸は、頭皮細胞と毛母細胞の発育に関係しています。
そこで、頭皮の新陳代謝を高め適度な皮脂量を保つ皮膚常在菌のバランスを考えたヘッドスパ(スカルプケア)が頭皮の健康にとって重要なポイントになります。
その中で、皮膚常在菌の一種でカビの仲間である皮膚常在真菌(マラセチア)がフケの増加に関係があると言われています。
マラセチアは皮脂が多いと繁殖し、頭皮に刺激を与えることで新陳代謝を活発にします。
通常のサイクル以上の速さで新陳代謝が進むとフケが大量に発生することになります。
この真菌(カビ)は女性より男性に多く見られ、特に皮脂分泌の多い20代・30代に多いと言われています。
【毛穴の入口付近に棲んでいるアクネ桿菌】
通常は肌を弱酸性に保つために働く良い細菌です。
それだけに、アクネ桿菌は誰の毛穴にもいます。問題はその増殖率なのです。
皮膚ダニもアクネ桿菌同様、誰の毛穴にもわずかに棲息する微生物です。
しかし、毛穴に溜まった角栓が多いとダニなどがそれを食べ、毛穴の入口付近で異常増殖してしまうのです。
たった1つの毛穴から見つかったということは、少なくともその数十倍増殖している可能性が高いのです。
毛髪トラブルの原因で男性ホルモンの働きによって増加した皮脂の分泌量がアクネ桿菌を異常増殖させたことも関係していることがあります。
正常でも少数の菌はいますが、ある程度以下の数以下に抑えられており、悪さは起こしません。
それが免疫力の低下やアトピー、環境的な問題により菌が繁殖する条件がそろうと、異常繁殖してしまい、それが原因となって病気になることがあります。
まず皮膚を清潔に保つことが大切で、シャンプーで汚れと菌を洗い落とし、頭皮を保湿させることが重要です。
【頭皮が良好な状態】
皮脂線や汗腺から分泌される汗や皮脂をエサとして、善玉常在菌が皮脂膜を形成している。
悪玉菌の数が少なく、皮脂膜の天然のクリームによって、肌がなめらかにうるおっている状態。
【頭皮が荒れている状態】
なんらかの原因によって皮脂膜の層が壊れ、善玉常在菌の数が減少。
頭皮の表面が乾燥して、そこに悪玉の常在菌が棲みつき、肌荒れなどの炎症を引き起こしている状態。
【「頭皮湿疹」が起こる原因】
頭皮湿疹の原因は、主に次のようなものがあげられます。
・接触皮膚炎
シャンプーや整髪料など頭皮に直接接触した物質に対して、その反応として起こる皮膚炎。アレルギー反応によるもの、皮膚に対する刺激によるものがあります。
・脂漏性湿疹
頭皮の皮脂分泌が多いこと、過剰な皮脂によってマラセチアというカビが繁殖することから起こると考えられています。男性ホルモンの多い方やストレス、ビタミンB不足によっても起こることがあります。
・皮脂欠乏性皮膚炎
湿度が下がる冬場、あるいは洗浄力の強いシャンプーでの洗髪を繰り返すことで頭皮が乾燥してしまい、バリア機能が低下することで炎症を起こします。
・アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の発疹が頭皮に出ることもあります。
【ヘアサロンでしか叶わないヘッドスパを】
毛穴に雑菌やダニが異常繁殖しないためにも毎日のシャンプーはもちろんですが
ルートファイブには毛穴の汚れを除去するクレンジングスパがあります。
毛穴の中、入口から奥深くまでコンクリートのように硬く頑固に、こびりついた皮脂などの脂汚れ(皮膚ダニの餌になるもの)を取り除きます。
頭皮(皮膚)は髪よりも構造的に弱いため、シャンプーは髪ではなく頭皮(皮膚)を基準に選ぶことが大切。
特に生え際、耳の後ろ、うなじ、えり足あたりに脂漏性皮膚炎(頭皮湿疹)などによる炎症、赤み、かゆみ、皮むけ(脂性フケ)かさぶたなどのトラブルのある方は、今ご使用のシャンプーを見直すことが改善の近道です。
今使用中のシャンプーで、自分の顔を洗えますか?
この本質を無視していては、どんなものを使っても頭皮のトラブルは収束しないと言えます。
まずは、ルートファイブの”オーダーメイドヘッドスパ頭皮診断”で
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