◆√5の美容講座vol.6◆ Q.なんで、白髪になるの?
2016.06.26Q.なんで、白髪になるの?
A.メラニン色素を生み出す環境が働かなくなると、黒くならず白髪になってしまいます。
髪は、メラニン色素の働きで、黒くなっています。
メラニン色素を生み出す工場のような役割をするのが、毛根内のメラノサイト。
この工場が働かなくなると、髪は黒くならず、白髪になってしまうのです。
活発に働いている工場(メラノサイト)はなんの問題もありません。
ですが、
工場(メラノサイト)が消えてしまうタイプと休んでしまっているタイプに分かれます。
【消失タイプ】
メラノサイトは、新しい髪が生まれるときに毛根に、
移動し、増殖して、髪を黒くするために働きます。
ところが、年齢とともに機能が衰えると、移動・増殖が起こらず、消失してしまうのです。
白髪のほとんどが、このタイプです。
【休止タイプ】
メラノサイトが活動を休止し、メラニン色素をつくっていない状態です。
同じ1本の髪の毛が、途中から白くなったり黒くなったりするのは、このタイプです。
ここでも「白髪に関わる2つのDNA」についてお話します。
一つ目は「MITF遺伝子」です。
メラノサイト内に存在し、メラニン色素をつくる指令を出す遺伝子です。
白髪では、このMITF遺伝子がほとんど活動していません。
二つ目は「AFF4遺伝子」です。
毛母細胞の中に存在し、メラノサイト活性化回路のおおもとの遺伝子です。
この遺伝子を活性化すると、メラノサイトの活性を効率よく高められることから、
「黒髪指令遺伝子」と呼ばれています。
白髪対策のお手入れポイントは2つ!!
1.メラノサイト活性効果のある育毛剤を使いましょう。
2.ヘッドマッサージで頭皮の血行を促しましょう。
次回の美容講座「女性の生き方は、髪に出る!」
お楽しみに~♪